スカウトに支払い要求 ≫2007.04.06 [Fri]

西武の裏金問題に関する調査委員会（池井優委員長＝慶大名誉教授）が４日、中間報告を発表した。

アマチュア側のモラルも腐敗しきっていた。調査では、西武の球団創設から「倫理行動宣言」まで２７年間に、延べ１７０人の高校、大学、社会人の監督や関係者への金銭供与が判明。選手が入団した「謝礼」の形で一人当たり１０万円～３００万円、最大で１０００万円の現金や商品券が支払われた。年平均５００万円程度の謝礼金を供与し、２７年間で約１億３５００万円が支払われたことになる。


為替変動は不均衡是正に有効
国際通貨基金（ＩＭＦ）は4日、世界経済の不均衡是正に為替相場の変動が有効との認識を示す報告をまとめた。米ドルの下落は10％未満の幅であっても米貿易赤字を実質国内総生産（ＧＤＰ）比で1％減らすことができる、という。

13日にワシントンで開く7カ国（Ｇ７）財務相・中央銀行総裁会議も不均衡対策として為替の役割を話し合う見通し。円安を問題視する欧州の主張や人民元改革を中国に促す声が一段と強まる可能性もある。

ＩＭＦが過去40年間に主要国で経常収支が赤字から黒字に反転した例を分析すると、為替相場が下落したケースの方が成長率の低下が小さくて済む傾向がみられた。これに基づき、報告は為替変動が「対外不均衡の縮小を円滑に進める」と評価した。

神戸製鋼、平尾ＧＭが現場復帰 ≫2007.03.06 [Tue]

ラグビートップリーグ（ＴＬ）神戸製鋼は５日、新体制を発表し、平尾誠二ＧＭ（４４）が総監督兼任で現場を指揮することになった。平尾氏は日本代表監督だった００年以来７年ぶりの現場復帰で、神戸製鋼での指揮は初。ＴＬ元年の０３年度は優勝したが、増保輝則前監督の３シーズンは無冠に終わった。低迷脱却に向け平尾氏は「ホップ、ステップ抜きで、ジャンプしたい」と、新シーズンのトップリーグと日本選手権の２冠制覇を目標に掲げた。

新主将にはＳＨ後藤翔太が選ばれた。


東証大引け・大幅続落
５日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に５日続落した。終値は前週末比575円68銭（3.34％）安の１万6642円25銭で、昨年６月13日の 614円安以来の大きな下落幅を記録した。５日間の下落幅は合計で1573円、下落率は8.6％となった。前週末の米株式相場の下落や外国為替市場で円相場が上昇したことが嫌気された。

後場からはアジア市場の主要な株価指数下落を警戒する声が強まった。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も大幅続落。終値は前週末比58.88ポイント安の1662.71と、下落幅は2004年５月10日の65.35ポイント安以来の大幅な下げとなった。

松井秀、オープン戦初戦で１安打 ≫2007.03.05 [Mon]

ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は、自軍キャンプ地で行われたミネソタ・ツインズとの今季オープン戦初戦に「５番・左翼」で先発出場。初ヒットを含む２打数１安打、１四球で途中交代した。試合は６－１でヤンキースが勝利。

レギュラークラスがほぼスタメンに名を連ねたヤンキースは、初回にジョニー・デーモン中堅手の先頭打者アーチで先制すると、その後も指名打者ジェーソン・ジアンビの２ランなどで加点。


川重・丸紅など、台北の地下鉄で570億円受注
川崎重工業は3日、丸紅などと共同で、台湾の台北市高速輸送局から地下鉄車両138両と信号システム、自動改札機などを一括受注したと発表した。受注総額は約570億円で、川重の受注分はうち約400億円。

川重はこれまでに同局向けの地下鉄車両を約450両受注しているが、システムなども含めた一括受注は初めてとなる。

朝青龍が佐渡ケ嶽部屋へ出げいこ ≫2007.03.02 [Fri]

大相撲春場所（３月１１日初日・大阪府立体育会館）に臨む横綱朝青龍が１日、大阪府松原市の佐渡ケ嶽部屋へ出げいこに行った。佐渡ケ嶽の大関琴欧洲、関脇琴光喜、同琴奨菊に加え、同じ出げいこの大関千代大海とけいこを行った。

朝青龍は大阪入りして初のけいこだったが、４人の役力士と連続で１６番取り、全く危なげない内容で全勝した。「まずまず、いい感じ。悪くない」。けいこ不足との非難をかき消すような出来だった。


宝塚音楽学校で卒業式
宝塚音楽学校（兵庫県宝塚市）の第９３期生卒業式が１日、同校の講堂で行われ、トップスターを目指す５０人が巣立った。

卒業生らは濃緑のはかまと黒の紋付き姿に正装し、総代を務めた小笠原咲（さき）さん（愛媛県出身）が「清く正しく美しくの教えを忘れず、精進を重ねてまいります」などと答辞を述べた。

斎藤 納得のフリー打撃初登板 ≫2007.02.26 [Mon]

スピンのかかった内角直球を見逃すと、アンダーソンは「ウワーオ！」と大声を上げた。ドジャースの斎藤は２３日、このキャンプ初の打撃投手を納得の１球で締め、笑顔でマウンドを降りた。

準レギュラークラス３人に計２９球で安打性の当たりは２、３本だった。右ふくらはぎ痛で別調整中とは思えない投球に「本当にけがしてるの」と冗談を言われるほど。昨年１０月のプレーオフ以来の打者相手の投球に「久しぶりに打者に投げるとうれしい」と話した。


衛藤氏復党は自公にマイナス
自民党の舛添要一参院政策審議会長は24日朝、安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の復党に前向きな意向を示したことについて「百害あって一利なし。参院の比例代表を衆院選で落ちた人の失業対策のように使っては困る」と批判した。都内で記者団の質問に答えた。